愛は奪うもの。奪ってその人を生きること。
それは、僕だけの秘密だった・・・絶対、他人には話したくない、秘密だった・・・
フリーターのさえない男、利彦はアイドル予備軍・浅香アイに夢中だ。メジャーアイドルを目指すアイは、ある日コンビニで働く利彦と出会う。アイの事なら出身地から通っていた歯医者まで知らないことはないと告げる利彦に、アイは驚きと共に親近感を覚える。利彦との出会い、マネージャーへの恋心・・・自殺した親友の曲『夢なら醒めて』でCDデビューを間近に控え苦悩するアイ。そんななか、日増しに利彦のカラダに異変がおこり、体毛が抜けおち、利彦の身体が・・・。
全世界の映画祭や批評家から絶賛された『パーフェクトブルー』の原作『夢なら醒めて……』
実写版が大森南朋の主演で実現!
今、再び禁断(サイコ・ファンタジー)の扉が開かれる!
- 監督は数々のピンク映画を新感覚で描き、異彩を放ってきたサトウトシキの一般映画。精密な演出力と低温感溢れる映像感覚で「パーフェクトブルー
夢なら醒めて……」の実写化に挑んでいる。
- 主役のアイドル・アイを演じるのはモデルとして活躍し「天使の火遊び」で映画初出演を飾った前田綾花。一人二役を熱演。相手役には「殺し屋1」でイチ役を演じ、今注目の若手個性派の大森南朋。押さえたストーカーぶりを刹那的に好演。
- 戸田昌宏、清水ゆみ、田中要次、諏訪太郎など個性派が脇を固めている。
- 原作に、アイドルオタクの悲哀を描いた「パーフェクトブルー」で一躍注目の竹内義和。
- スタッフに、トシキ組の小林政広(監督作「海賊版」「殺し」「歩く、人」で3年連続カンヌ映画祭正式出品)の酒脱で飛躍に富んだ脚本、撮影・広中康人/照明・高田賢の職人芸とも言うべき冷徹なカメラ、そして平成「ガメラ」シリーズの原口智生の特殊造型を起用。
- 本作品の重要なファクターである音楽に、「EUREKA」の山田勳生、パラダイスガラージの豊田道倫を起用。物悲しくも情感溢れる曲を提供。
- 青く官能的なイメージ画を手掛けたのは現代アートの巨匠マーティロ・マヌキアン。
- その瞳に、唇に、指に、脚に、胸に・・・愛する人の身体を人生を奪うこと。それは<究極の愛>のカタチ・・・トシキ・ワールドをご堪能下さい!
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2002年/カラー/ヴィスタ/35ミリ/103分/配給:日本スカイウェイ
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