カール ラースラー:プロフィール
 エール大学を卒業した後、IBMに勤務。その後カールは長年の夢であった、カリブ海のキュラソー、 ボネール島に彼の妻と子供たちと一緒に移住しました。そこでダイビングに魅了されて サンフランシスコにてSEE&SEA TRAVEL を設立、経営。ダイバーが船で寝泊りして リゾートからアクセスできないダイビングサイトを潜る「LIVE-ABOARD DIVING」 というスタイルを確立しました。1980年代にはボブ・ハルステッドのクルーズ船「TELITA」 を通じて、当時リゾートのなかったパプアニューギニアの無垢のダイビングサイトを世界に紹介し、業界に 衝撃を与えました。
その間は彼はフォトジャーナリストとして
「The Undersea Predators」
「 Mastering Underwater Photography」
「 Divers Guide to the Cayman Islands」
「Coral Kingdoms」, published by Harry
「Carl’s Diver’s Guide to Australia」
「Great Reefs of the World」
等の本を出しています。
 彼の訪れたダイブサイトは、ケイマン諸島、バハマ、ベリーズ、ガラパゴス諸島、メキシコのバハとソッコロ島、オーストラリア (コーラルシー、西海岸のRowley Shoals,南海岸のカンガルー島)、ソロモン諸島、フィジー、ヨルダン、エジプト、スーダン、エリトリア、モルディブ、 パプアニューギニア、ニューカレドニア、ニュージーランド、バヌアツ、トンガ、パラオ、トラック諸島、ボルネオ、フィリピン、タイのアンダマン諸島、コロンビアの Malpelo島、コスタリカのココス島、南アフリカなど世界30ケ国以上に及びます。そのほとんどのリモートエリアをリヴアボードでダイビングしてきました。
 彼はゴールデンドーンのオーナー、クレイグと商業ダイビングは不可能とされたパプアニューギニア側のコーラルシーの環礁、イースタンフィールズのクルーズを1993年に初プロモートし、クルーズ船があればどのような沖合いのダイビングエリアでもアクセス可能であるということを印象づけました。その初クルーズ中に、世界中のあらゆるサイトを潜ったカールをして、イースタンフィールズの北東部にあるコーナーを世界最高のダイビングサイトと評価し、 Carl's Ultimateと命名しました。そこでのダイビングから船に上がると、カールは水面休息をほとんど取ることなく、“Big animals are watiting for me! ”と叫び、すぐさまタンクを交換し、一人でこのコーナーの急流の中に飛び込んでいきました。
 カールは2007年に International Scuba Diving Hall of Fame 「ダイビングの殿堂」のメンバーに選出されました。メンバーにはクストー親子、日本人では舘石昭氏らが名を連ねています。
カールはフォトジャーナリストとして30万点に及ぶフォトストックを世界中に提供し続けています。また旅の模様をいち早く、YOU TUBE にアップするなどコンピュータ関連の業界出身のダイバーとしての先鞭性も身につけています。
2011年現在、カールはアメリカのラスベガスに住み、「The Historical Diving Society」の取締役を勤めつつ、ダイビングツアーのコンサルティング業や各種のメディアに写真提供をしています。

カールを紹介するビデオストリーミングはこちら

カール ラースラー公式サイト

カールのPNG IMAGES

カール ユーチューブサイト (ホオジロザメのウオッチングツアー等がアップされています)